書籍「ドリルを売るには穴を売れ」でマーケティングの本質を知る
どうも、本を買っただけで、読んだ気になるソノキザワです。
ウソです。ちゃんと読んでます。最近読んだ本の中ですごいってうなったものがありました。その本はマーケティングの本質についてシンプルに書かれた「ドリルを売るには穴を売れ」の紹介します。
マーケティングの本質とは
いままで、WEBの業界からマーケティングというものに携わってきた。特にアカデミックな教育を受けたワケでもないが、実務やマーケティング書籍から学んできた。
しかし、書籍「ドリルを売るより穴を売れ」ほど、マーケティングをシンプルに明快に書かれた本、または現場場で学ぶことはなかった。
本書が、一番に伝えたいこととして書かれているのが下記にあるマーケティングの本質である。
「顧客にとっての価値」を売り、その対価として顧客からお金を頂く
うーん、シンプルすぎて美しさを感じます!
つまり、書籍のタイトルにもなっている「ドリルを売るより穴を売れ」というのも、ドリルを買いたい人というのは、ドリル「モノ」を手に入れるのが目的ではない。そのドリルを使って穴を開けたい「コト」というのが目的である。それがドリルを買う人の価値になるということである。
更に本書ではモノの価値から発想して、顧客からお金をもらう仕組みの理論に下記ついて書かれています。
- ベネフィット—顧客にとっての価値
- セグメンテーションとターゲット—顧客を分けて絞る
- 差別化—競合よりも高い価値を提供する
- 4P—価値を実現するための製品・価格・販路・広告
本書マーケティングの本質からWEBサイトの本質を考える
WEBサイトを運営していく上で、WEBマーケティングを行うことになる。
WEBマーケティングも同様にユーザーにどんな価値を提供できるか?をまずは考えなくてはならない。
SEOとか、アクセス解析、キーワードをチェックするツールがより良いものが開発されて簡単にわかりやすくなってきている。それらのツールを使ってデータを何のために使うのかということを見失っている場合がある。
そこで、業務で依頼があるサイトの種類とマーケティングの本質を考えたサイトの目的を考えてみた。
商品プロモーションサイト(ブランディングサイト)
→その商品を使うことによるイメージの訴求
G-SHOCK – CASIOビューティラボ 自分らしい髪色とオシャレを楽しみたい女性へ|ホーユー株式会社
企業サイト
→企業へのアクセス(資料請求・お問い合わせ)
有限会社福工房|静岡・藤枝・掛川の工務店松本秀峰中等教育学校
お問い合わせ系サイト
→お問い合わせ数の減少
お問い合わせ – さくらインターネット公式サポートサイトマイクロソフト サポート – Microsoft Support
ECサイト
→商品の購入
世界中から集めた、小粋なデザインたち – quotekimito_帯留・七宝焼の通販やギフト
求人サイト
→エントリフォームによる申し込み
株式会社エフ・コード新卒&インターンシップ採用サイト株式会社 ティップネス 2014年度新卒採用情報
SNSサイト
→コミュニケーションをとる
ソーシャル・ネットワーキング サービス [mixi(ミクシィ)]Facebook – フェイスブック
大体こんなものだろうか。
サイトの種類によってサイトの構造設計が変わってくるので、本質を掴んでいくことが大事だと思う。
まとめ
数多くあるマーケティングの書籍の中でもこれほど分かり易く、読み易い本書「ドリルを売るより穴を売れ」は無いんじゃないでしょうか。もっと早く読んでおけばよかったと後悔するぐらいのものでした。
この本書で一からマーケティングを改めて勉強してみたいと思います。