ニオイはWebマーケティングになる?香りマーケティングから考察してみた
どうも、うなぎ屋から出る煙のニオイが好きなスメルザワです。
地元の駅に降りると炭火焼きしたうなぎの煙を毎日かがされていまることから香りマーケティングに昔から興味を持っています。今後ネットでも香りマーケティングが出来てくるんじゃないかと考えている考察を述べてみたいと思います。
ニオイがWebマーケティングになる
導入部で述べていますが、地元の最寄り駅にうなぎ屋があることで、常々ニオイについて考えていて、今回は、自分が考えていることについてまとめてみたい。
自分自身がWeb業界に居てWebマーケティングが大好物なのでなにかとネットと何かを絡めてしまうんですよね。
「今後、ニオイがインターネットで感じるようになる」と考えています。
実際2011年にイギリスとニューヨークに拠点を置く「ミントデジタル」という企業がネットと接続させると香りを送ることができるマシン「Olly」が出ている。
これは、あらかじめ用意した精油などのニオイをネットの情報を元に発生させることができるものらしい。
使ったことがないのでわからないが用意した精油の香りしか発生することができないのかな。
いまだ、まだ色々な香りを発生させるような装置はないのだが、将来的には出来るだろうと思っている。
ニオイは感情を揺さぶる
自分の居るWeb業界では五感のうち視覚(Webサイト制作)しか扱っていない。
そんなこともあって「嗅覚」って非常に興味があるのでニオイとマーケティングについて調べてみると嗅覚には五感の中で唯一、感情や本能に関わっている「大脳辺縁系」に直接伝達されると言われていることがわかった。
脳には、感情・本能を司る「大脳辺縁系」と、理性的な思考を司る「大脳新皮質」の二つがありますが、五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)の中で唯一、匂いだけが感情・本能に関わる「大脳辺縁系」に直接伝達されます。また、「大脳辺縁系」には記憶に関連する「海馬」という器官があります。
つまり、ニオイは特定の記憶や感情が記憶されるということである。
ニオイと一緒に記憶された体験や経験などはそのニオイによって記憶を呼び覚ますことを プルースト効果と言われている。
プルースト効果を狙った匂いマーケティングの活用事例がある。
自分が実際経験した中で良いなと思ったのがこんなの。
- デパートのトイレの香りにLush(ラッシュ)の製品を使っている。デパート内ラッシュ店舗の購買につなげる。
- スーパー銭湯の香りで毎回来た時にリラックス、安心感を与えてくれる体験を呼び起こさせる。
- 映画館内での甘いキャラメルポップコーンのニオイ。映画にポップコーンの体験が記憶されている人に購買につなげる。
ネットでニオイが感じられるようになると
ニオイがインターネットで感じるようになるとどんなマーケティング施策が打てるだろうか?
まずは、香水、ラッシュのようなバスアイテムなどの香りがメインになっている商品のネットショップの売り方が変わるんだろうなと安易に考えられます。
また、今までの香りマーケティングの導入実例など文章だけでは伝わり切れないものへのアプローチが出来ると思う。
あと、確実に導入されると思われる業種は香りが重要視されている商業施設の1位であるホテルのサイトじゃないかな。
ホテルの香りの比較サイトとか出来るんだろうか。作り手としておもしろそうじゃないですか。
まとめ.未来を考える
自分自身、Web業界においてデザイン・マーケティングなどの未来をあまり考えてこなかったように思える。なぜならば、今のやること、やらなければならないスキルが多すぎて追いかけていくだけで時間が足りない。
今回、改めて自分が常々おもっていたニオイというマーケティングについて調べ、未来の予測を考えていくことは非常に重要だなと考えた。未来に備えて対策を講じるとかいうより、自分が楽しいという感情の方が大きいのかもしれません。
ニオイって感情、本能に伝わり、そして記録として残るのでブランディング効果が高い。
まだ、特定の業界にしか扱えていない分野であるが今後はネットに対応できた時、Webマーケティングの一部で扱われていくのだろうなと予測をしてこの記事を終えたい。
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