GoogleオフィスでアドセンスとDFPとブログの収益方法を勉強してきた
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どうも、ブログを初めて1年たち、そろそろブログの収益で成金を目指してるナリザワです。
成金には程遠いと思いますが年間のサーバー代はやりたいですね。
そんな時に、Google東京オフィスでアドセンスとDFPの勉強、ブロガー同士でのブログ収益方法を学ぶ機会が幸運にもありましたのでその勉強内容をレポートしたいと思います。
Google東京オフィスでマネタイズについて勉強してきた
ブロガー同士が学び合うセミナー「第15回東京ブロガーミートアップ」に参加してきました。
なんでも毎回参加枠を超えるとか。その中から参加させて頂くことができました!
今回は、六本木ヒルズにあるGoogle東京オフィスで通常の勉強会に加え、Google担当者様からGoogle AdSenseとDFP(DoubleClick for Publishers)について学んできました。
AdSense最適化の基本
まずは、AdSenseの仕組みを知らないとマネタイズを攻略できない。
自分自身は、ただAdSenseのバナーを貼り付けているだけでしたので目から鱗の連続でした。
AdSenseの仕組み「オークション」
Googleは広告仲介であり、実際にお金を払っているのは企業である。
AdSenseの広告を出稿するプラットフォームでは毎日、何十万という広告主が広告を出稿している。
その中で、どの商品の広告を表示させるか決めているのが、ブログに書いてあるコンテンツにマッチした商品の広告である。
その中で、ブロガーの収益が高いだろうと思われる広告をGoogle側で選別して広告を出す仕組みになっている。企業がオークションで出稿広告を競っているということですね。
AdSenseの仕組み「セカンドプライス」
セカンドプライスはこのオークションで1位になった広告の値段に対し、2位の広告の値段に1円をプラスした広告を採用するというシステム。
つまり、100円の広告と50円の広告が競ったときに広告が採用されるのが50円に1円プラスした51円が支払われる仕組みになっている。
このAdSenseの仕組み「オークション」「セカンドプライス」の基本を抑えることで、
同じ広告の枠でもより高く広告を買ってもらうためにより多くの広告を競合させる必要があると理解できる。
ここで大事なのは1位と2位の値段の差を縮めていくこと(多くの広告を競合させること)で収益を上げることができる。
まとめ「AdSense最適化のテクニック」
では、AdSenseの仕組みが理解できたところで、どうやれば収益を上げる方法というと下記の4点になる。
- テキスト・画像バナーの両方を出す
→広告を競合させるために、画像も出すことでテキストのクリックだけだとしても単価が上がる。これはやるだけで確実にあがると担当者の方がおしゃってましたので、すぐに、設定しましょう。 - 広告のブロックは極力使わない
→広告を競合させるために、フィルタリングなどで広告のブロックはしないように。 - 大きなサイズのユニットを使う
→例えば、300(px)×600(px)のサイズの貼るスペースをつくることで、それよりも小さいサイズ160(px)×600(px)のバナーの方が単価が高ければ表示される場合もある。
広告主の狙いを理解する
広告主からしたらAdwordsに広告(検索結果ページに掲載)を出稿するほうが、コンバージョンが高いが、なぜAdSenseに広告を出すのか?
- リターゲティング機能があるため。
→ユーザーの行動に合わせて同じ広告を出し続けることで、コンバージョンにもっていく。 - ブランディングのため。
→オンラインでブランディングを出す傾向が多くなっている
まとめ「リターゲティング/ブランド広告を攻略するには」
- テキスト・画像バナーの両方を出す
- 広告のブロックは極力使わない
- 大きなサイズのユニットを使う
- ファーストビューに掲載する
→ブランディングのためにファーストビューがおすすめ。記事下にバナーをおけば収益があるが、掲載のみで収益される設定をしている企業にとってはもったいない。
DFPについて学ぶ。
DFP(DoubleClick for Publishers)とは「Googleが提供する無料の広告サーバー」とのこと。
何ができるか?
広告サーバーを使っていない場合、AdSenseやアフィリエイトのタグを個別に貼り付けるのが一般的。なので、貼り付けた場所にしかAdSenseまたは、アフィリエイトのバナーが出てこない(当たり前ですけど、、)
そこで、DFPを入れると、AdSenseやアフィリエイト、または、純広告をDFPに登録させる。
DFPタグを貼り付けると、登録させたAdSenseやアフィリエイト、または、純広告がサイトのソースコードを変える事無く臨機応変に対応することが可能。
より価値の高い広告を配信できる
DFPは裏側でAdSenseつながっているので、AdSense収益単価に応じて自動的にDFPがリアルタイムに判断して表示させることができる!(ダイナミックアロケーション機能)
他の広告サーバーでは実現できない。スゴい。
複数クリエイティブの自動最適化配信
クリエイティブによってよりクリック率が高いものを純広告や自社広告を判断して出してくれる。
通常ならA/Bという形で人の目が数字を追って判断するところがこれも自動的にやってくれる。
いろんなターゲティング機能
地域、時間、ブラウザ、言語、OS、IPアドレスごとに広告を配信することができる。
狙ったところに配信可能っていうことが、色々と実践できるが、設定や手間が難しそう。
担当者もこのような設定をやりだすと深くまでハマるので、コストパフォーマンスを見極めてDFPと関わるようにしましょうとのコトでした。
設定ばかりに時間をかけてしまって、肝心のブログ記事を書く時間が無くなっては、意味がないですね。。
フリークエンシーキャップ機能でCTRを向上
いつも同じ広告だと見ているユーザーにとって飽きてしまう。そこで、広告を時間、日、週、月、任意の期間内で任意の回数を指定することができる。
このようにAdSense最適化の基本から始まりDFPのことまで、貴重なものを学ばせてもらうことができました。これを実践して始めて価値があると思いますので、この学んだことを実践していきたいと思います!
自分が理解できる形にアウトプットしてたら長文になってしまった。。
ブロガーたちの「ブログのマネタイズ」
Google担当者様の説明が終わるとすぐ参加者に発表になりました。
参加者も発表者側に回る仕組みが、この東京ブロガーミートアップのスゴいところ。
参加者の数だけブログに対してのテクニックや持論がある。
今回も沢山吸収してきました。自分が印象に残った部分を下記の通り
- 海外のASPのみで扱っているソフトウェアWebサービスを商品にしている(MycommerceやADriveなど)。
- アマゾンと楽天を使うことで手間をかけない。
- livedoor Blogで書いた記事をKindleの電子書籍にして販売している。
- スマホのSIMフリーが売れる。50000円 2%
- 書籍を出すことは当たりハズレが大きい。当らないと、報われない。趣味でやるなら良いが生活費は難しい。
- メディアマーカーのブログパーツにAmazonアソシエイトのアカウントを紐づけて収益をする。
- 書評は書かずに、本の内容を一つ取り上げて後は自分のコンテンツにする。
- 自分自身にライター業務契約という形で自分自身に課する。それに対して記事を書いていく。
- テーマにそって複数のアイテムをセレクトした特集記事を書く。
このように沢山の収穫をさせて頂きました。これを活かせるようにニシザワのブログの血肉にしたいと思います。
また、Googleさんより「増補改訂版 グーグル・アドセンスの歩き方」を頂いちゃいました!ありがとうございました!!
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