Googleアドセンスで収益を上げる方法はSEO対策と同じ手法だった
どうも、Googleアドセンスで食べていける人になりたいと思ってるアドサワです。冗談ですが。
当ブログのリニューアル中にアドセンスの収益が下がったが最近また収益が回復してきたので、再度頑張ってみたいと手をのばしたのが書籍「元Google AdSense担当が教える 本当に稼げるGoogle AdSense 収益・集客が1.5倍Upするプロの技60」でした。
元Google社員が明かすテクニック
以前、Googleアドセンスの記事「収益2倍以上になった!Googleアドセンスで適正な収益を得るための理論と実践」を更新しました。
そこから、継続的に収益を上げていたんですけどブログリニューアル中に全く更新しないため、PVと同時にアドセンスの収益が減少してしまった。
そこから停滞を続けていたのですが、少しずつ記事を書くようになってPVやアドセンス収益が回復してきました。(やっぱり記事を更新しつづけるって大事なんですね)
毎月、美味しい日本酒を飲みたいという邪念で再度頑張ろうかと「元Google AdSense担当が教える 本当に稼げるGoogle AdSense 収益・集客が1.5倍UPするプロの技60」を読むことにしました。
元Googleアドセンスの担当が書いたとだけあってアドセンスの小手先なテクニックに終始せずGoogleの考えから価値のあるサイトにするためのプロの技が載っていました。
結局、アドセンスの収益を上げるためにはGoogleに認められることが重要と感じました。
その点を中心に紹介したい。
アドセンスの収益は広告主から
アドセンスで収益をアップさせるためにはまずGoogleアドセンスの背景を理解することが重要と説いている。
これを理解していないと長期的に安定的な収益を望めないし、最悪アドセンスアカウントが閉鎖になり収益が0になってしまう。
Googleでは下記の通り優先順位付けしているという。
- ユーザー
- 広告主
- サイト運営者
Googleが大切にしているのはユーザーです。なぜならば、Googleは広告主から広告費をもらって運営しているのでユーザーがGoogleを使ってもらわないといけません。ユーザーがGoogleを使ってもらうためにGoogleはユーザーを大切にする必要があります。
Googleアドセンスをやり始めた頃は、Googleの口座名からお金が入ってきているのでGoogle自体からお金をもらっているのだと勘違いしていました。
まず、大切にするところを自分自身である「サイト運営者」より「ユーザー」や「広告主」の立場に立って考える。成功しているサイト運営者に見られる傾向であると著者は述べている。
「ユーザー」や「広告主」の立場に立って考えるとは、下記のような手順で考えてサイト運営していくことが理想的と述べている。
- 自分の得意分野を考える
- ユーザーにメリットのある情報を提供する
- 多くの人に見てもらい社会貢献する
- 収益化を考える
クリック率が上がるコンテンツとクリック単価が高くなるコンテンツ
アドセンスの収益を戦略的にアップさせるためにはポイントがあるという。
クリック率が上がるコンテンツは、ユーザーが深い悩みについて情報を解決しているサイトだそう。
例えば、検索キーワード「余興 ネタ」と「婚活」であれば検索結果表示ページが深いキーワードは「婚活」である。「余興 ネタ」ではそれほど深い悩みではないため検索結果表ページが浅いことは想像しやすい。
また、クリック単価が高くなるコンテンツは、何かのジャンルに特化したサイトにすることだ。
なぜならば、サイトコンテンツと類似した広告が非常に配信される傾向が高く、広告をクリックしたユーザーがその商品を購入する可能性が高いと考えられてるからだ。
稼げるジャンルは、不動産関連、婚活関連、育児関連のサイトと述べられている。
ノウハウ系コンテンツの作り方とは
本書でいうノウハウ系コンテンツとは、「何か悩みがある人にとって「その悩みを解消する」「その悩みの原因を深く追求する」コンテンツ」のことを指している。
ノウハウ系のコンテンツは下記のようにつくると良いと述べられている。
- まずは調べてくれるユーザーのことを考える
- 検索エンジンを駆使して書くべき情報を決定する
- ユーザーの必要としている情報を追加する
ここで大事なのは、2.の検索エンジンを知るということだと思う。
自分が書きたい記事のキーワードを打ち込んで検索結果ページの上位に表示されるサイトを参考にする。Googleで評価されるためにはまず、現在Googleが評価しているサイトをみましょう。
Googleに評価されるためには、自分の好き勝手に記事を書いていてもダメ。自分が書きたい記事よりも相手が読みたいと思う記事を書くということが必要ということですね。
検索結果ページの上位ページから書いている情報をピックアップして目次作りをしていきます。
また、漏れが無いようにYahoo!知恵袋などの質問サイトを使ってそこから情報をピックアップしていきましょう。
これらのサイト作りの方法ってアフィリエイトサイトを作る時の方法なんですよね。確実に検索エンジンの上位に表示させるためのSEO対策です。
気をつけたいポリシー違反
本書全般通して書かれていることは、アドセンスの規約違反について書かれていた。
それだけ規約違反が重たいものとして捉えている。しかし、反面アドセンスを使っているサイト運営しているわれわれがそこまで気にしていないと思う。ポリシーを知らなくても違反をしたら容赦なく警告が来てしまうので、ポリシーは確実に抑えておくべき。
特に自己クリックは一発アカウント閉鎖になってしまうので細心の注意が必要です。
自己クリックって少しでも収益を上げたいために自分で押したり、アドセンスのバナーが配信されているのかを確認したいためクリックすることもNGとなっている。
また、クリック代行サービスを使ってGoogleを欺こうとしても必ず、Googleの技術によって不正がバレてしますので絶対にやるべきではないということが書かれている。
また、YouTubeに公開されている著作権がある動画(ドラマやアニメ等)については貼っただけでポリシー違反とされてしまう。むやみやたらと動画をサイトに貼り付けるとアドセンスのポリシーに引っかかるので、これも注意したい。
まとめ.まさに一読したい一冊
最初は、アドセンスのテクニックなんてネットで調べれば出てくると考えていたのですが、ポリシー違反の関係上(ポリシー違反してしまう可能性があるため)ネットでは調べきることができないことが書籍にたくさん書かれてあった。一度は読み通しておきたい一冊だと思う。
タイトルの一部に「収益・集客が1.5倍Up」とあるが根拠的なところは無いが収益だけのテクニックにとどまらず読まれるサイトの作り方も書いてある。
冒頭部分でも書いたがGoogleに認められるサイト、つまりSEO対策の方法がそのままアドセンスの収益もアップになっていくと気がつかされたオススメの一冊です。