Webデザイナーが思考停止から抜け出す方法
どうも、最近思考停止気味になっているなぁと感じているシンクザワです。
「思考力」で検索すると思考力の鍛え方、高め方など様々な方法を見つけることができますが、Web制作に携わるクリエイターの方にこそ思考停止をさせず思考力を養う方法を考えてみた。
思考停止になってしまう状態
思考停止とは「考えること」を辞めてしまうことであるが、人は一日で大小考えることはしているので全く考えることは出来ないだろう。ここで捉える思考力は「物事をじっくりと考える力」としたい。
「物事をじっくりと考える力」が強ければ強いほど日常やビジネス上の問題解決能力が高いと言えるし、物事を見る視野が広がる。
そこでまず、なぜ(自分は、)思考停止をしてしまうんだろうと思考停止せずに考えてみた。
1.現状に満足している
現状に不安や不満があると人は解決対して色々考えてアクションをしていくものだが、こと今の環境がある程度満たされてしまうと、とりあえず現状に満足して何も変えないことが最善と考えてアクションを起こさなくなってしまう。
そうすると、変化を起こさないために考えることをやめる。これが思考停止におちいってしまう原因である。
2.日常のルーチン化による疲れ
生活のルーチンがガチガチに決まってしまっていると何も考えずに生活できちゃうんですよね。
特に業務が終わって、育児や家事が待っているとルーチン化させた方が良い。とくに育児ってじっくり考えている暇がない。
もう子供たちの行動で対応しないといけないので頭より身体を動かすことが優先になってしまう。そして気がつくと思考停止状態になってしまう。
思考力を養う要素
思考停止をしないためには以下の要素が挙げられる。
1.自分なりの疑問と答えを見つける
まず、「考える」ことの出発点は「疑問」に思うことから始まる。
日常生活であふれる情報に対して「これ、なんか変だな」「あれ、本当にそうなのかな?」という疑問を常に持っている思考のある人はない人に比べると情報の感度が全く違ってくるので
疑問を持つ人と持たない人の目に入ってくるモノやコトが圧倒的に開きがでてくる。
「疑問」を持ったらその疑問とセットで「答え」を見つけることも必要です。
その答えに正しい・間違えはあまり関係なく自分の頭で考えて答えを出すことが大事です。
2.言語化・文章化する
自分の頭で考えたことを書き出していくと思考がまとまることがあります。
それは、一度外に出した自分の思考を視覚から入れることでまとまらなかった思考が整理されることができる。
また、相手に伝わりやすいようにすることを考えていると、論理的な思考が必要とされてくるのでまた別の訓練が必要かと。
思考力を養う方法
さて、思考停止の原因と思考力を養う要素についてだらだらと述べてきたが、やっと本題の回答について書いていこうと思う。
一度思考停止状態になってしまうと思考を続けることが億劫になってしまうんですよね。思考力も筋力と同じで一度落ちてしまうともとの筋力に戻すのに時間がかかる。
そこで、Webデザイナーは思考を高めるためにデザインレビューを日課にすることをオススメしたい。
やり方はいたって簡単。毎日一つ自分が気になったWebサイトや広告デザインなどを分析していくという方法だ。
その時のポイントはなぜこのWebサイト・広告デザインは出来たのか?から始めたい。
デザインする手前のマーケティング部分やブランディング部分などの知識が必要になるかもしれない。
そこでデザインがマーケティング、ブランディングの狙いに沿っているものか否か。また、自分ならこうするという自分なりの解決策まで導き出していきたい。もちろん、考えたものは言語化して文書として記録しておく。
自分なりに考えることなので正解はないと思う。しかし、考えたプロセスや自分なりの解決策は自分の引き出しに入り、今後仕事で活かされるだろう。調べたそのままの情報より自分の頭で考えたことは活きた情報として使える。
まとめ.考えるクセをつける
まず、思考停止状態を打破するためには考えるクセをつけることが大切。
しかし、考えるクセというのは考える習慣をつけないといけない。そこで、毎日デザインレビューする日課を取り入れて強制的に考える時間を持ちたい。
考える習慣が付くことが出来て、身の回りに入ってくるデザインを瞬間的にレビューしている体制になっているのが理想ですね。
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