一部取扱注意!誰も教えないデザインレベルを一気に引き上げる学習方法
どうも、会社の規定やルールとか、注意されるギリギリまで攻めていく傾向にあるギリザワです。
ニシザワがWebデザイナー駆け出しの頃、丁寧にデザインを教えてくれる先輩はいなかったので、試行錯誤で学習方法を試していました。デザインレベルが一気に上がったなぁって感じた学習方法を紹介します。中には行う際、注意が必要な点もあると思いますが、どうぞ最後までお付き合い下さい。
学習方法は自分で開拓する
「学問に王道なし」という学問を修めるのに、安易な方法はないという意味ですが、デザインの習得にもコツコツを基礎と実践の繰り返しの作業が必要です。
また、いくら人が進める学習方法も自分にとっての向き不向きがあるのも事実です。
なので、デザインスキルアップと自分に合った学習方法を見つけていくことが大事です。
今回は、Webデザインスキルアップ法というか、どのように学習していくかについて、自分がやってきた方法を紹介したいと思います。
紹介する中には、少々きわどい部分もあると思う。ルールギリギリというか。
参考にする際は、自己責任の上、試してみて下さい。
では、早速紹介しましょう。
カリキュラム式学習
Webデザインは覚える範囲が多くて、独学するには何から手を付ければ良いか迷います。
よく学ぶ際に有効として紹介されてるのが、気に入ったWebサイトをデザインからコーディングまで模写、模倣することです。
しかし、模写、模倣するにもデザインの知識が無ければ、なぜ、そのようにデザインされたのか理解することができません。
そこでまず、Webデザイン(コーディングも含む)を学ぶ際にカリキュラム式で学習することをオススメします。
カリキュラム式学習とは、デジタルハリウッドとかITスクールのWebデザインコース等ではWebデザイン習得する過程で事前に学習スケジュールが立てられており、それに従って授業が行われてように、自分でカリキュラムを作り、独学で行う学習スタイルです。
独学する人にとって、一番の悩みは本当にこの勉強でいいのかな?と悩んでしまうことだと思います。カリキュラムを作ることで、自分がどこに進んでいってるのかとブレが生じてしまうのを防ぐことができます。
ここで2つのケースを挙げてみましょう。
今あるスキルをブラッシュアップしたい
一通りのWebサイトが作れるという人でさらにスキルを磨きたいというWebデザイナーは、デザイン、コーディングの要素分解して一つずつ徹底的にやっていく。
例えば、デザインを分解すると色、フォント、レイアウト、写真補正の要素になります。
また、コーディング要素を分解すると、HTML5、JQuery、WordPressになるでしょうか?(Webデザイナーとして最低限スキル)
分解した要素を2ヶ月ぐらいのスパンでその要素だけを細かく徹底的に磨いていくように学習をしていきます。
この利点としては、「カラーバス効果」といって 意識しているものほど関係する情報が自分のところに舞い込んでくるようになるという傾向があるので、普段では気がつかなかったような細かい部分まで学習できる。
これからWebデザインを学びたい
これから、一人でWebデザインを学ぶことは、暗闇の中手探りで歩くようなもの。
そのような時、ITスクールのWebデザインコース等のカリキュラムを参考にします。
各ITスクールのサイトにカリキュラムが出ているものや、または片っ端から資料請求してみて授業がどのような内容か確認する。
可能であれば、周りのITスクールの体験授業を受けまくって、学習方法を相談してみるのも一つの手です。あからさまに入会の意思が無い気持ちを出してしまうと担当者に見破られて情報が引き出せませんので、注意が必要です。(ここ大事)
そして、その項目にあった書籍やネットでの情報集めて、独学のための教材にしていく。
1ヶ月ごと1つの内容を書籍やネットなどの情報から学習していく。
特に書籍では、手を動かして覚える内容のものがベストです。
お金に余裕があればITスクールをオススメしますが、費用がとても高いんですよね。
参考:WEBデザインを学ぶなら参考にしたいITスクール11選 | Code部
デザインパクリ学習
少し言い方が強烈過ぎますが、先輩デザイナーのデザインをパクってWebデザインを学習するスタイルです。
ここは、各自の判断によるところだと思いますが、社内に先輩デザイナーやデキるデザイナーいる場合、その人の制作物をパクります。
自分の場合は、社内イントラネットにある共有案件フォルダに先輩デザイナーが制作したPSDやHTML等を自分のローカルに落としてきて、分解し研究していました。
PSDから得られるデザインの細かい作り方やHTMLからどのようにシステムが組まれているかなど吸収します。以前書いたようにネットから気に入ったWebサイトをキャプチャして模様するより効果あります。
先輩デザイナーに状況を説明してPSDやHTMLデータを頂ければ良いのですが、自分の場合、直接面識の無いデザイナーの制作物を参考にしていたのは、内緒の話です。
また、印刷物のデザインなどは、ボツになったものがゴミ箱に入っていることがあるので、それをゴミ箱から拝借してデザイン(デザインが修正されていくプロセス)を学ぶこともできます。
言わずもがなですが、パクッたデザインを自分の制作物にしてしまうのはご法度ですよ!!
クリエイティブブートキャンプ
GWや夏休み、正月休みなどの長期の休みを使って、会社に寝泊りして朝から夜中まで徹底的に学習するスタイルです。
これを当時流行していた「ビリーズブートキャンプ」から名前を付けただけです。(同僚に説明する時に名前が必要だったため)
当時、自分が実践していた会社では使っていたSOHOオフィスには、お風呂、キッチン、洗濯機、テレビ等設置されていたので、そこに泊り込んで毎年正月休みを学習に当てていました。
この利点としては、勉強するためのマシンがある(環境が整っている)、外部の邪魔がない(電話がかかってこない)、時間がある(娯楽の環境がない)。
これに併せて、先ほど紹介した「カリキュラム式学習」「デザインパクリ学習」を行うと効果倍増です。
ガス、光熱費はもちろん会社の経費なので、社長や上司に相談が必要かな。自分は、こっそりかつ、堂々とやっていました。
自分を世間と隔離して勉強に集中するという意味では、費用もそれなりにかかってしまいますが、ビジネスホテルを使う手もあります。
まとめ
いかかでしょうか?
かなり、泥臭いイメージだったでしょうか。泥臭いというか卑しいというかイメージを持たれたかと思います。
しかし、これらの学習を考えて初めた時の状態が、Webデザイナーとして業務に携われるかどうかの崖っぷちで試されていました。
正攻法で頑張っても難しいと感じて、泥臭く、卑しい学習スタイルを身に付けました。
結果は、デザイナーとして崖っぷちだったスキルが伸びて、周りから認められ出し会社に生き残ることが出来ました。生き残るどころか任される業務が多すぎる仕事人間になってしまいました。
この話しは別の機会に。
これらを真似できる環境に置かれていない方もいるかと思います。少しでもエッセンスを各自の学習スタイルに取り入れてくれたら嬉しいです。
自分の立場と環境をよーく考えてた上で、実践してみて下さいね。