もう迷わない!実践で使うWebマーケティングツールのまとめ
どうも、Webマーケティングツールが数多くあり、どれを使ったらよいか悩んでいる、マヨイザワです。
有難いことにWebマーケティング分野において、たくさん良質なWebマーケティングツールやサービスがあります。マーケティングツールをまとめている良心的な情報サイトもありますが、どんな場面で使ったらよいか迷っていないですか?
たくさんの解析機能がありすぎて本質的なサービスを使う意味が分からない方のためにマーケティング手法と絡めて整理してみました。
それ何のためのマーケティング?
昨今のマーケティングツールの精度や機能が高くいものが多くて、それが無料で使えてしまうなんて有り難いですね。しかし、マーケティングツールが多すぎて、どれを使って調査したらよいか迷ませんか?
これってそもそもの目的が弱いから、どのマーケティングツールで調べたら良いか分からなくなると考えています。
そこで一般的にマーケティング調査で使われるフレームワーク「3C分析」に当てはめて、マーケティングツールの出来る分析別にまとめて見ました。
ちなみに、3C分析とは顧客(Customer)、競合(Competitor)自社(Company)ごとにビジネス環境を分析して課題を洗い出す分析方法です。
基本的には、この分析方法に沿ってマーケティングツールを使うことで、対象とするサイトの改善点がわかるようにまとめてみました。
顧客(Customer)を読む
顧客、つまりサイトの訪問者のニーズや、市場を知るところから始めましょう。
Googleキーワード プランナー
https://adwords.google.com/KeywordPlanner
分析内容:顧客ニーズ、市場規模
検索されたキーワードの月間検索数からキーワード候補まで調べることができる
検索エンジンから検索されたキーワードは、顧客の興味、関心、困り事です。
わざわざ改めていうこともないですが、、
まず、キーワードが顧客に対してどのようにニーズがあるか調べるために「Googleキーワード プランナー」がカンタンに使えてオススメです。
3C分析とは顧客のニーズを調べる重要なポイントは、顧客のニーズの変化まで知るところにあります。変化を知ることで、それが一時的であるのか?不変的なニーズであるのか抑えておく必要があります。
そして、「Googleキーワード プランナー」では月間ごとの検索回数が出てくるので、大変重宝します。
Yahoo!検索(リアルタイム)
http://search.yahoo.co.jp/realtime
分析内容:クチコミ、顧客分析
Twitter、facebookの投稿メッセージを読むことができる。
キーワード検索だけでは、感情まで調べることはできない。
そのキーワードがポジティブな意見かネガティブな意見かわからないからだ。
「Yahoo!検索(リアルタイム)」で、検索したキーワードの入ったクチコミや現在の流れている話題をキャッチすることができるので、自分はプライベートでも頻繁に使っている。
投稿記事をつたって情報投稿者を調べることができるので、ペルソナ作りに良いのではないでしょうか。
しかし問題は、色々と投稿メッセージを拾ってくるので、その分ノイズも多い。そのため情報の精査をする必要があります。
Googleアラート
http://www.google.co.jp/alerts?hl=ja
分析内容:顧客の価値観、最新ニュース
登録するだけで、最新のニュースを引っ張ってきて教えてくれる。
「Googleアラート」に登録するだけで、毎日、最新の情報がメールやRSSに送られてくるので、効率液な情報収集ができます。
公式のニュースや、Q&Aサイトの投稿も送られきますので、顧客の価値観などが把握できます。
「Yahoo!検索(リアルタイム)」と補完した形で市場分析に便利なサービスです。
表記ミスなどに対してもある程度Google側で考慮してくれるみたいです。
競合(Competitor)を丸裸にする
競合他社と競争状況について知る
SimilarWeb
分析内容:競合のアクセス解析
競合サイトのアクセス数から流入検索キーワードまでカンタンな解析ができる。
他サイトのアクセス数、流入検索キーワード、流入サイト、流出サイトまでアクセス解析サービスでしか知りようがないところまで調べることができる。
競合となるサイトを見つけたら、まず「SimilarWeb」を使いアクセス数と流入検索キーワードでどのようなサイト構成になっているか確認しましょう。
SEOチェキ!
分析内容:検索順位の確認、キーワード出現頻度の確認
競合サイトのSEO、検索順位、キーワード出現頻度が一括確認できる。
特に使う機能は「検索順位チェック」だと思う。
GoogleとYahoo!の検索エンジンのキーワード順位が同時に確認できてしまう便利なやつ。
前述の「SimilarWeb」で確認した流入検索キーワードの順位を調べています。
マーケティングツール間の連携をしていくことで作業スピードを上げていきましょう。
自社(Company)を見直す
顧客や競合の調査後に、自社の調査とそこから成功につなげる戦略を見つけ出す。
Google アナリティクス
http://www.google.com/intl/ja_jp/analytics/
分析内容:自社アクセス解析
ページビュー数からGoogle AdSenseの連携まで出来てしまう無料のアクセス解析ツール。
アクセス解析ツールは有料、無料と沢山あれども、説明が不要なくらい有名なアクセス解析ツール。
ページビュー数からGoogle AdSenseの連携まで出来てしまうので、アクセスデータ量の多さに活用するこが難しいですよね。
そこで、顧客のフレームワークから調査したデータからペルソナを作ります。
Google アナリティクス管理画面の「ユーザー」「集客」、「行動」、「コンバージョン」と順番に確認していくことで調査したデータから作り上げたペルソナと比べてみましょう。
Yahoo!アクセス解析
分析内容:自社アクセス解析
手軽に!カンタンに!直感的に!調べることができるアクセス解析
メインのアクセス解析は上記のGoogle アナリティクスが良い。
「Yahoo!アクセス解析」は「Google アナリティクス」より解析機能は少ないが、必要な最小限の機能はありますので、手軽に確認するならこっちが良いかな。
解析項目でどこの会社、学校、公共機関から閲覧されているか分かる「組織分析」は必要に応じて使ってみるのもアリ。
自分は「Google アナリティクス」と補完して使っています。
参考記事:無料なので使ってみた!「Yahoo!アクセス解析」の導入手順
GoogleのSEO基礎チェックツール | G-SEO Monitor
分析内容:SEO診断
キーワードに対してサイトの評価、コメントを診断できる。
任意のキーワードに対してGoogleペナルティ ガイドラインに沿ってサイトのコメント評価をしてもらえるSEOチェックサービス。
カンタンにSEOチェックができる便利なツールなので、自社サイト改善に活用しましょう。
まとめ
以上紹介したものは、クライアントのサイトをリニューアルする時に3C分析をして戦略をつくり提案する時に適したマーケティングツールの使い方だと思う。
無料でも、こんな良質なマーケティングツールあるのは、ツール提供者(社)さんに感謝です。
もっと便利、効率的な使い方があるよっていう良いツールがあれば是非教えてください。