書籍「なるほどデザイン」ほど人に教えたくないデザイン書はなかった

どうも、元Webデザイナーのモトザワです。
Amazonで電子書籍版が半額ってだけで購入してしまった「なるほどデザイン」が素晴らしすぎた。教えたくないことを教えたい(笑)って思っちゃうぐらいなので紹介しちゃいます。

Amazonのレビューが凄い

まずは、Amazonのレビューをみてほしい。

Amazonのレビュー

4.7だと!中身は30件中25件が星5つ。(2016年5月)
もう、とりあえずポチッちゃいなよ!!

デザインは理論と感性

デザインは理論の習得と自身が持っている感性で成果物に影響します。

理論は巷に出ているデザイン入門書のような書籍で学ぶことができますが、感性はそのデザイナーが持っている個性と似たようなものなので、デザイン事務所で上司や先輩に叩き込まれて覚えることが一般的です。

しかし、この「なるほどデザイン」はデザイナーの伝わるためのデザイン思考をうまく説明できている書籍になっている。

現場のデザイナーである著者があとがきに述べているが、世の中にたくさんあるデザインの書籍の中で切り口を変えた面白い書籍にしたかった。しかし、実際作るとハードルが高かったみたいなことが書かれていた。

現場で覚えるようなことが「なるほどデザイン」で感性を身につけていきましょう。

斬新な切り口自体がデザインそのもの

独学で勉強してきた自分はデザイン書籍を色々みてきたが、このようなデザインの教え方は今までみたことがなくて驚いた!!

なるほどデザインの中身1

なるほどデザインの中身2

上記のページでは「文字と組み」の項目で各サイズに合わせてデザインのルールを学べるようになっている。このようなアプローチの仕方自体がデザインだ。

このような感じでデザインを教えてくれる。是非手にとって中身を見てもらえたら、良さが分かってもらえるかと。

まとめ.現場のデザイナーにオススメ

非デザイナーやデザイン勉強している方にも面白く読めるものになっているが、実際に現場でやられているデザイナーの方に特にオススメだと思う。
現場でデザインしているからこそ、デザインに至るまでのプロセスやデザイン思考など参考になるからだ。
デザインの産みの苦しみをしっているからこそココロに響くものがあるハズ。

読み込むための本ではなくて、見るための本だと思うので紙の方も買おうかなって思ったり。

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