2019年に生き残るアフィリエイトサイトとは?SEOセミナーに参加したのでまとめてみた

どうも、アフィリエイトサイトを制作中のアフィザワです。Webデザイナーがアフィリエイト業界でとこまで出来るのか検証してみたくなったので頑張ってます。
アフィリエイターが集まるイベントに足を踏み入れてきてSEOセミナーに参加してきたのでレポートにまとめました。

アフィリエイターのSEOの熱量は半端ない

先日アフィリエイターのためのイベント「アフィリエイトフレンズ祭り!2018 秋のASP総選挙」の一コマである「Faber Company社のSEOセミナー」のみ参加できた。

理由は自分自身がアフィリエイト初心者なのでアフィリエイト業界のSEOを知りたいと思ったから。
SEOはアフィリエイターに限らずWeb制作会社のクリエイターやブロガーなどネットで生きていく人たちにとって必要不可欠な知識・スキルである。
しかしその中でも、アフィリエイターはSEOに対しての貪欲さが半端ないと考えている。SEOをスキルを身につけること=お金は稼ぐということと同じだからだ。

今回のSEOセミナーは入場開始前からセミナー会場のロビー前でたくさんの人たちが集まっており、アフィリエイターの熱量を感じた。

今回のセミナーの講師は株式会社Faber Company 代表取締役会長CEOの古澤氏。
古澤氏自身も過去アフィリエイターだったこともありアフィリエイト業界でも著名な方みたいですね。アフィリエイト新米なので知らんかった。(イイワケ…)勉強不足でしたっ。

このセミナーでは写真撮影・録音録画がNGだったため必死にメモしたものをまとめてみました。

ビックワードで上位表示させるために必要なこと

セミナーの冒頭でGoogleが2017年12月に実施した健康アップデートにより健康系のサイトはもはや地獄であると言っていた。上位検索されていた青汁、葉酸サプリは大きく変動しており不安定である。その中でもwikiやgo.jp(内政府系機関ドメイン)は強く個人がやっていくことは辞めた方が良い。
子供・赤ちゃん系、人材系、金融系など数多くのジャンルを調査してきた古澤氏がビックワードで上位表示させるために気がついたことを2つ挙げていた。

1.社会との繋がり

うまい具合に上位表示をランクごとにまとめていたので一生懸命メモったのを共有します。

  • Sランク:上場企業、大手企業(小学館)、wiki掲載企業
  • Aランク:強力な被リンク or 狡猾な自演リンク
  • Aランク:指名検索+メンション+(再訪問)
  • Bランク:運営者情報に企業名記載かつ企業活動実態がオンライン上にあること。
  • Cランク:上記いずれも無し

一番は実社会とのつながりがキチンとネットで開示されていることが大事であると述べられていた。
アフィリエイトサイトを運営しているアフィリエイターが匿名でやっているがこれらのサイトは上位が難しくなる。大半が匿名を使っているアフィリエイターにとってはかなり不利になるんじゃないかな。
今回、初めて知ったことなのだが「メンション」でした。アフィリエイト界隈ではWebサイトやSNS上で取り上げられていることをいう。メンション数の調べ方は後術します。
つまり、FacebookやTwitterに書き込まれる、ブログで紹介されるということだ。

Aランクの「強力な被リンク or 狡猾な自演リンク」も言い換えればメンションということなのだろう。

2.個でなくチーム戦

下記の4つを一人で行うのは難しいためチームでリソースを動員する必要があると述べられた。

  1. SEO視点
  2. ユーザー理解
  3. 伝える力
  4. 企画広報力

ユーザー理解では、悩んでいるユーザーがどいう気持ちで検索しているかを考える必要がある。
そこで、家電量販店の無線ルーターの販売員を例えに挙げられていた。

無線ルーターが欲しい場合、量販店に行くと無数の無線ルーターが販売されておりルーターの事を知っている人以外は確実にどれを購入しようか迷う。
そんな時に販売員があなたの家は一軒家かマンションか?または、何人の人間が接続し、その人はどのコンテンツをみるのか?映像かテキストなのか?建物の構造は?鉄筋?木造?と細かくヒアリングして、その人に最適な無線ルーターを選んでくれる。
アフィリエイトサイトにも相手に合わせた記事を用意しないといけないと。

また伝える力では、分かりやすく読みやすい文章が必要とされている。日本語の文章が下手な場合になっていなか?デザインもユーザー行動に影響を与えるので写真素材サイトから抽象的イメージを選んで載せるよりも実体験のリアルな写真が望まれる。またオリジナルの作図も必要とのこと。
ここでなぜオリジナルが必要かというとGoogleはユーザー行動を見ているからと述べていた。

具体的には、Googleの検索上位に上がっているサイトであり物の写真、作図、どこかから引っ張ってきたような文章であった場合、ユーザーはすぐにサイトを離脱する可能性が高い。そうするとGoogleはこのサイトの評価をユーザーにとって価値が薄いと判断されてしまい順位変動が落ちてしまうのだとか。検索表示二番目のサイトの順位が上がるには一番のサイトの良し悪しを見ているのではと述べていた。

たしかに一つ一つをすべて一人でカバーできるのは難しいだろう。アフィリエイターの大半は一人で作業しているのでますます厳しくなってくるのではと考えた。
よりチームでより深くためになるコンテンツを用意する時代になってくると感じた。

ビックキーワードの調査

セミナーの中で、ビックキーワードに対する検索結果の上位のサイトをいくつもの調査項目を用いて分析していた。
写真撮影がNGだったため、検索結果の調査画面を見せることがきないのが残念だが、(必死にメモった)調査項目を挙げてみる。

  • Ahrefsのドメインランク
  • はてブ数
  • バズ企画
  • メンション数(ドメインの強さの要因)
  • 指名検索数
  • キーワードカバレッジ(キーワードサジェストがカバーできているか)
  • 対向URL数
  • サイトコロン(site:)(Googleにインデックスされているか)
  • 運営者規模
  • 社名検索URL数

検索上位のサイトを上記の調査項目に沿って調べてみるとなぜそのサイトが検索上位に入っているか理解できるというもの。SEOのプロはここまで詳細に調べるんですね。

項目の中で自分が関心をもったのが「Ahrefs」というサービスでドメインランクを調べらるということ。アフィリエイター業界ではスタンダードなのかな。ネットに居ても全く知らなかったので使ってみようとしたが、月額$179って個人で使ってみるには高額なので断念した。

また、メンション数にも調べ方がることを初めて知った。メンション数とは、WebサイトやSNS上で取り上げられている数のことで調べ方はGoogle検索エンジンに「-site:[URL] “[URL]”」と入力すると他所のサイトで対象サイトが紹介されているか調べることができる。

メンション数の調べ方と同じようにsite:(サイトコロン)がある。
site:(サイトコロン)とはGoogleにインデックスされている数を調べる時に検索エンジンに「site:[URL]」と入力すると対象ページのインデックス数を確認することができる。
ここで注意しておくことはGoogle検索結果のページ送りした時の最終ページに入っている件数が正しいのだという。

このように無償のツールで調査することができる項目がいくつかあるので今後参考に自分でカスタマイズした調査表をつくって調査しても面白いだろう。

フローかスタティックかで戦略が決まる

アフィリエイトをする記事を作る際にそのアフィリエイト商品または、サービスがフローかスタティックかで戦略が決まるという。

  1. フロー→新しいサービスが出てくる商品・サービス。
  2. スタティック→新しいサービスがあまり出てこない商品・サービス。

取り扱おうと考えいる商品・サービスがフローなのかスタティックなのか判断する基準のひとつはフローはムック本が繰り返し出る分野だと述べていた。

ムック本とは雑誌のような作りをした単行本でコンビニでよく見かけるやつ

クレカ、ガジェット、電子マネーがテーマになっているものが多いのだとか。

1.フロー

フローなら読者を作る記事を書いていくこと。はてブ民やツィッター民に好まれるものが良い。

2.スタティック

スタティックなら企画を作る。
これはハーグハンバーグバーグのようなおもしろコンテンツでなくても他企業とのコラボ記事やプレスリリース(ニュースサイトが取り上げてくれる)でも良いと言われていた。

古澤氏はフローやスタティックでも一生懸命世の中に自分らの見解を述べていくと指名検索数が増えていく述べており、自身も1年かけて忍耐強くやっているとのこと。

2019年に生き残るアフィリエイトサイトとは?

古澤氏は最後に下記の項目が今回のセミナーに内容

難易度が高いとされているビックキーワード、比較クエリ、商標のアフィリエイトサイトでは、Ahrefsのドメインランク30超 or はてブ等メンション 100超が必要である。

コンテンツにおいては質はユーザー理解と伝える力を高めること。量に関しては多くのキーワードをカバー(キーワードカバレッジと呼ばれている)していることが条件であると述べられていた。

また、難易度が低いとされている複合語、HOWTOクエリ、新ジャンルのアフィリエイトサイトでは難易度が高いアフィリエイトサイトと同様にユーザー理解と伝える力を高めること、つまり質を高めることが必要だという。

難易度が低いものは質を高めれば3~4語であれば、簡単に上位を取れるとのこと。

まとめ.アフィリエイター半端ない

ほぼ初めてアフィリエイトのセミナーに参加してみた。
会場には老若男女問わず大勢参加されており、その熱量に驚かされた。

自身がアフィリエイト業界で戦っていくには人生経験をもった方やたくさんの経験値をもったアフィリエイターの中で揉まれながらやっていくのは大変だなと思った。

今回のイベントでは全く他のアフィリエイターの方と話しを出来ずに終えてしまったが、今度他のアフィリエイターイベントに参加することがあったら是非話してみたいものだ。
だが、無知のままで行ったら情報クレクレ君みたいになるから結果を出している先輩アフィリエイターの方にとって失礼にあたるよね?

自分もアフィリエイトで稼いでいないと対等に話してもらえない気がするので頑張ろー。

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